認知症は特定の病名ではなく、生理的な老化とは異なる病的な記憶力低下や、思考力低下などの症状全般を表す言葉です。
認知症とは「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」をいいます。
つまり、後天的原因により生じる知能の障害である点で、知的障害(精神遅滞)とは異なるのです。 今日、認知症の診断に最も用いられる診断基準のひとつが、アメリカ精神医学会によるDSM-IVです。各種の認知症性疾患ごとにその定義は異なりますが、共通する診断基準には以下の4項目があります。
みんなのメンタルヘルス総合サイトより
認知症を発症すると、本人が今まで当たり前に出来ていたお金(預貯金)の管理や、書類の理解が出来なくなり、周囲の家族も戸惑ってしまいます。
そのような戸惑いを解決する方法としての成年後見制度について、取り上げています。